自社のさらなる発展のために!物流業務をアウトソーシングする4つのメリット
ワザモノ編集部
生産者が商品を消費者やメーカーにとどけるためにあるのが、「物流」です。そこには、たくさんの人たちが関わっています。
この記事では、物流とはどんなものなのかを含めて、それをアウトソーシングするメリットを説明していきます。
物流の基本
「モノ」を誰かから誰かの元へ届ける、ということが物流の基本です。生産者から消費者に商品が渡る場合もあれば、下請け企業から発注先の企業へと部品や商品の一部などが渡る場合もあります。
物流とは、主に以下の5つの過程で成り立っていると言えます。
包装
これは商品を専用の化粧箱に入れたり、あるいは段ボール箱などに収納する作業です。単一の商品だけを梱包する場合もありますが、複数の商品をまとめて一つの箱に梱包する場合もあります。
荷役
これはいわゆる商品の積み下ろしのことです。荷役はトラックの運転手などが行う場合もあれば、物流センターの作業員が行う場合もあります。大きな商品や重い商品の場合には、荷役の際にフォークリフトなどが使われるケースもあります。
輸送
「輸送」は「運送」とも呼ばれ、トラックなどを用いて商品を移動させることを言います。また、商品を小売店や個人などに届ける小口の輸送のことは、「二次輸送」や「配送」と呼ぶこともあります。
保管
保管とは、商品や部材などを倉庫や流通センターなどにストックしておくことです。自社で倉庫などを所有している場合もあれば、物流センターなどを共有して利用している場合もあります。
検品・流通加工
最近増えてきているのが、物流の段階で商品の検品や加工を行うというケースです。この場合、流通センター内に専用のクリーンルームなど、検品や加工を行う場所が設けられていることがほとんどで、作業はそこで行います。
これらをトータルに管理することが物流の基本であり、最近では生産の工程も含めて「ロジスティック」と呼ばれることもあります。
物流業務はさらに多岐にわたる
物流業務では以下のような多様な業務が発生します。
・受発注
・保管
・在庫管理
・荷役
・配送
・返品作業
さらに、最近ではこれらのことに加えて、商品の加工や検品、値札作成、ケアラベル作成などの業務が加わる場合もあります。このように、物流とは簡単なものではなく、多くの人が多くの仕事をこなしていることが分かります。
さらに、現在では物流のシステムはほとんどコンピューターで管理されており、リアルタイムで受発注や在庫管理などを行っています。また、不良品などが生じた場合には、それらの廃棄業務や保険手続きなどの業務も発生します。
物流をアウトソーシングする4つのメリット
物流は大きな会社であれば、自社のみで行うことも可能です。しかし、最近ではインターネット通販などの普及もあり、小口の荷物を扱う業者は、物流業務を他社にアウトソーシングしているケースが多くなってきています。
物流をアウトソーシングするメリットには次のようなものがあります。
自社で倉庫や物流センターを持つ必要がなくなる
かつては小規模な企業でも、自社で物流倉庫を用意したり、レンタルするということが一般的でした。ですが、これにはレンタル代などが発生してしまうというデメリットがあり、物流をアウトソーシングした場合にはこれを解決することができます。
商品の在庫量の増減に対応しやすくなる
倉庫を自社で用意したり、レンタルしている場合、受注の少ない時期には無駄に費用がかかってしまうという問題点がありました。物流をアウトソーシングすれば、余分な費用を払わなくて済むため、この問題も解決することができます。
受発注や検品などの業務を委託できる
最近増えてきているのが、受発注や検品なども含めて、トータルに物流をアウトソーシングするというケースです。これによって、生産者の側では大幅に手間が減ることになりました。
業務の効率化によってコストを削減できる
上の項目とも重なりますが、受発注や検品なども含めて物流をアウトソーシングすることで、人件費や維持管理費などのコストを削減することができます。この場合、オプション料金を含めてもコストが下がるケースが多いです。
こうした点を考慮すると、物流をアウトソーシングした場合、生産者や小売店の側ではモノ作りやモノの販売にのみ集中して事業を行うことができます。
また、物流専門の会社にアウトソーシングした場合、これらを行う会社に支払うマージンを考慮しても、倉庫のレンタル代、検品や加工などの作業、値札付けやラベル付けの作業などに伴う人件費、などを加味するとトータルのコストは安くなります。
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ニューウェイは、アパレルを中心として長年物流アウトソーシングを専門に行ってきた会社です。豊富な実績をもとに、BtoB、BtoC、どちらにも対応したサービスを行っています。
単に商品を保管したり、入出荷を行うだけではなく、受発注の業務を代行したり、検品や値札作成、ケアラベル作成なども委託することができます。また、小口の荷物を取り扱う生産者や販売者にとっては嬉しい、商品撮影や画像加工なども行っており、ECサービスを行っている事業者などにも利用しやすい、きめ細かなサービスを提供しています。
ECサイトや小売店などを運営している場合、季節による売れ行きの変動などには対処が難しい場合もありますが、弊社に物流全般をアウトソーシングしていただければ、最適なプランをご提案させていただきます。
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